まずは3つの極太と極細を見ていただきましょう。左が極太で右が極細になります。大黒屋とやまなかが三輪そうめんで、川崎が小豆島そうめんとなります。
さらに1本づつをチョイスしてみました。太さや色合いともに前回ほど違いが現れておりません。川崎がやや太めであるだけですね。
大黒屋のひやむぎ。爪楊枝よりもやや細めで色は白く綺麗です。少しクセのある香りがするのが特徴だと思います。
6分茹で。歯ごたえが固めでコシは少々ある。クセというかコクのようなものがあり、それが旨みのように感じます。
7分茹で。歯ごたえが固めのままだが、コシが6分より少なくなった。茹で加減の6分と7分の間で少し好みが分かれるかも。
やまなかの太麺。爪楊枝よりやや細めで少し扁平な形が多い。気泡があるのが特徴で、香りはまったくしません。
6分茹で。歯触りがやや固めでコシが少々。香りがないからか風味が薄く物足りないが、それが逆に清涼感につながっている。
7分茹で。歯触り柔らかく、コシがあまりない感じ。少し茹ですぎたかも。風味が薄く清涼感があるのは6分と同じです。
川崎製麺の極太。爪楊枝よりもやや太いくらいで扁平な形も多い。小麦粉の甘い香りが漂ってくるのが特徴。
6分茹で。食感が固くなってしまう。おそらく、茹で不足の切れの悪さがでてしまった感じ。香りと同じ甘い味がします。
7分茹で。柔らかな歯ごたえとねっとりとした弾力。口の中に漂うほのかな甘み。とてもウマいそうめん!
大黒屋の極細。やまなかとほぼ同等の細さのそうめん。白くて綺麗な色合いをしております。
太さがかなり均一に揃っています。極太同様に少しクセのある香りが漂ってきます。
1分30秒茹で。歯ごたえもコシもほどほどです。やはりクセのあるような旨みを感じる。
やまなかの極細。これも大黒屋とほぼ同等の細さ。一番白くて綺麗な色をしているように見えます。
太さは均一。極太で見られた気泡のようなものもありません。香りはまったくありませんでした。
1分茹で。歯ごたえがシャキシャキと固くコシが少々。風味が無く、細いせいでタレが一杯絡みます。
川崎の極細。これが一番太いそうめんです。色は他と同様に白くて綺麗です。
やや扁平な形も混ざっています。小麦粉の甘い香りが漂ってくるのがとても良い。
1分30秒茹で。柔らかな歯ごたえ、絡みつく弾力。甘味は極太に劣るが、味わい甲斐はある。ウマい!