2020年6月

3つのそうめん食べ比べ


塩見製麺・川崎製麺・島原の乱製麺


今回は残しておいた小豆島そうめんと新たに購入した島原そうめんを比べてみたいと思います。塩見製麺と川崎製麺は少し前のものとなっておりますが、製品の状態はまったく変わりはありませんし、すごくおいしい商品のままです。


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まずは横に並べての比較。色合いも太さもまったく変わらず、帯が同じならばどれがどれか分からないでしょう。 断面で見てみると、島原の乱に扁平なそうめんがパラパラと混ざっています。塩見・川崎はかなり綺麗に揃っています。 一本づつとりだしてみてもそれぞれ違いが分かりにくい。島原の乱が少し太めに見えますが、ほんとにやや太いという感じ。


全て2分30秒で茹で、水で締めて食べました。
写真の見た目からも島原の乱が少し水を弾き気味に見えます。3分茹でた時は少し伸びたようになったので2分30秒が短いとは思わないのですが・・・。
塩見・川崎は2分30秒がちょうど良い茹で時間なのでいかにもうまそうな見た目です。
島原の乱は茹でたりないのか硬い麺でした。少し油のクセを感じるのがマイナス。
川崎はコシが強くツルツルとのど越しのいい麺。味は薄くそうめんらしい味わい。
塩見はモチモチ感が強く柔らかな舌触りの麺。ほのかに甘みが感じられる。


島原の乱は島原そうめんのページでも紹介しておりますが、「地獄煮」の食べ方が最も適しており、今回のように水で締める食べ方では不利でありました。評価は除外してもいいでしょう。
塩見・川崎に関しては、川崎がコシが強く、塩見がモチ感が強いという違いがありました。これも大方は分かっていたことなのですが、実際に食べ比べてみると好みが分かれてくると思います。私はモチモチ感の方が好きなようで、塩見製麺の方がうまいと感じました。それぞれで食べてた時は「どっちが良いか」は決められないのです。そういう意味で食べ比べができる素麺屋が欲しいと思いますし、皆さま方もこのちょっとの違いを楽しんでいただきたいと思います。


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