2019年12月

川崎製麺所

今回は塩見さんのライバルと勝手に決めさせていただいている川崎製麺さんで注文。塩見さん同様にうどん系を注文してみました。


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「細口そうめん」

細口そうめん。香りはあまりせず、綺麗な白色をしてました。推奨茹で時間が1分〜3分と少し幅広い。 ほぼ均一にそろったそうめん。太さが極細とあまり変わらないように見えますが気のせいでしょうか?


2分茹で釜揚げで食す。少し茹ですぎだったのか柔めの仕上がりになってしまった。粘りとほのかな甘みがウマイ。 2分30秒茹で氷で締め食す。柔らかめでコシ、弾力に少し欠ける感じ。こちらもほのかな甘みがいい感じでした。


細口、極細ともに見た目も茹で時間もほぼ同様かもしれません。2分では少し柔らかめの仕上がりになってしまいました。少し違う部分としては、以前の極細そうめんは甘みが十分感じられたのに、細口そうめんは甘みがほんのり感じられる程度でした。
小麦粉の違いなのか、干し加減の違いなのか、次回の購入時にまた考えてみたいと思います。


「うどん」

うどん。茹で時間20分+蒸らし5分〜10分が推奨です。半生うどんよりも長い茹で時間。 乾麺だからか、香りはあまりしませんでした。3人前が微妙に使いにくかったです。 形はやや不揃いですが太さがほぼ均一。この太さでこれほど揃っているのは珍しいと思います。


22分茹で、蒸らし無し。釜揚げで食す。ツルツルと滑る食感がいいのですが、やや固めの食感なのでもう少し茹でたい。 20分茹で5分蒸らし。釜揚げで食す。蒸らすとどう変わるかと思ったが22分茹でよりも若干固めだった。ツルツル食感はとても良い。 20分茹で10分蒸らし。釜揚げで食す。これもツルツル食感。少し柔らかくり食べやすくなったが、もう少し茹でた方が良かったかも。


半生うどんよりも長い茹で時間が必要で少し面倒かもしれません。半生との違いはツルツル感が増したことですが、その分固くなってしまいました。ざるうどんよりも煮込みうどんに向いていると思うので、半生うどんよりも長い保存期間を利用して、煮込みうどんを作るときに使用しましょう。


「半生うどん」

半生うどん。他のところと同様にくるっと巻いています。300gで3人前と多めに入れてます。 塩見さんよりも長く、ピロピロの部分はつながっております。しっとり感も強かったと思います。 太さは塩見製麺と同じくらいですが、小麦粉の香りが強く漂ってきます。生うどんに近い?


推奨時間の17分茹で5分蒸らし。氷締め。ツルツルでコシというより固いくらいの食感。ヌチャっとした粘りは少ない。 17分茹で5分蒸らし釜揚げ。釜揚げでもかなりツルツル。やや固いような食感でもう少し柔らかいほうが好み。


20分茹で釜揚げ。蒸らさずに茹でを増やす。少し柔らかくなった分ツルツル感が減ってしまう。もう少し茹でたい。 22分茹で釜揚げ。20分同様の蒸らし無しで、さらに少し柔らかくなりツルツル感が落ちる。このくらいの柔らかさが好み。


川崎製麺さんも塩見さん同様のラインナップを販売しており、どうしても気になり注文してみました。半生うどんの見た目は似ていますが、ピロピロの部分がつながっておりより長い商品になっていました。また、3人前なので2人だと微妙に使いにくい量となっています。
生うどんに近く、小麦粉の匂いが袋を開けると漂ってきます。茹でている時も生うどんと同じ匂いが漂います。茹で上がると香りは無くなり、ツルツル感がとても強いうどんになりました。
塩見製麺と比べるとコシの強さを意識しているのか、グルテン量の多い小麦粉を使っているのかと思います。ツルツルが好きな人は川崎製麺、粘り気が好きな人は塩見製麺で購入するのがよいかと思いました。
ザルに残った残り香もやや少ないように見受けられます。


2019年8月

川崎製麺所

読者のNさんより勧めていただいた製麺所で、小豆島東側の安田地区というところで作っております。そうめんの種類は4種類、極太・中太・細・極細です。


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「極太」

一番太い極太そうめん。ひやむぎと言っていいと思います。爪楊枝とほぼ同等の太さでした。 ややくすんだ色合いをしていて、まだらな部分は少しある程度。香りはあまりしませんでした。 ゆがみのあるのが混ざっている方がうまい気ががするので、このそうめんは期待大。
説明書には4〜6分と書かれていたので6分茹でから。少々硬いもののコシと弾力、そしてほのかな甘みがウマい! 少し固かったので7分茹で。歯触りが優しくなり、そのほかは6分茹でと同等の食感。これももちろんウマい! 8分茹で。1分長くしてもほぼ同じ食感でした。9分もやってみましたが、それは少し緩かったです。どちらにしてもウマい!


「極細」

極細そうめんですが、他地区の細そうめんと同じくらいの太さだと思います。この細さがどう食感に影響してくるのか楽しみです。 光の加減で白さが目立ちますが、極太同様にややくすんだ色合いをしています。香りもあまりしません。 極太よりもかなり細くなっております。ゆがみのあるそうめんの数は少なくなっております。
説明書では1分〜3分の茹で。こちらは1分茹で。しっかりとしたコシがあるが弾力は優しくふんわりとしたそうめん。甘味も感じられてウマい。 1分30秒茹で。コシが少しやわらかくなったが、弾力が少しでてきた。甘味がおなじようにあるのでウマい。 2分茹で。これは少し茹ですぎたようでコシも弾力も弱くなってしまいましたが、もともと優しい食感と甘みを持つ素麺なので十分うまい。


「比較写真」

比較用 上・極太 下・極細 比較用 左・極細 右・極太


読者のNさんより教えていただいた製麺所になります。Nさんのお手並み拝見といった感じで注文してみた商品でしたが、非常に美味しく、その慧眼に舌を巻きました。
ホームページもあるのですが、電話かファックス通販しかやっていなかったので仕方なく電話してみたところ、優しそうな男性が電話対応してくれました。天日干しということもあり、味だけでなく色合いもバラつきが出てくるようです。冬の時期に生産しているだけなので売り切れる 商品もあり、今回は中太が売り切れとのことでした。
個人的には極細よりも極太の方が美味しかったと思います。しっかりとしたコシがあるので温麺にも向いているのではないかと思いました。ごちそうさまでした。


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