2017年3月
高松製麺所
ウロウロとしていた時にたまたま見つけた製麺所。集落の中にあるし見た目もお店ではないので分かりにくいし、声もかけにくいと思います。
倉庫に行ってから好きな太さを言って箱詰めをしてもらいます。倉庫には展示ケースも存在しましたが今はあまり使われていないようです。
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「細口」
こちらの素麺は組合に卸している「島の光」という銘柄ですね。細口タイプは赤帯になっていました。
そうめんの断面チェック。高松製麺では一番細いそうめんになります。
2分茹でた状態。水分の吸い込みが大きく意外と太くなります。モチ感は十分だがコシが少し弱いと感じました。
「中太」
黒帯のものは太麺の中太となります。帯に島マークがあるのと24の瞳のパッケージがブランドの目印ですね。他のところもそうでした。
そうめんの断面チェック。この太さになるとすごいバラつきがあります。この太さは島の光としては売ってないかもしれない。
茹で時間記録消失。まるで手延べうどんのようです。ツルツルっとした食感が気持いいですが、コシは弱めなので柔らかいのが好きな人向けです。
土庄港から東へ歩いて行くと土渕海峡という日本一狭い海峡があります。海峡を渡った北側が淵崎という集落になり、少し入り組んだ坂道を北へ進んで行くと高松製麺所があります。
見た目ではそうめん屋だと分かりませんが、庭のそうめんのクズが自らの存在を主張していました。そして、たまたまご主人が外に出ていたので聞いてみると製麺所だったのです。そこから倉庫に連れて行ってもらい箱詰めをしてくもらいました。今は組合に卸しているらしいですが、展示ケースがあるのを見ると昔は商人が買いに来ていたのだと思います。
こちらのパンフレットによると屋号が「文五郎」と言い、秘伝の巻き込み引き延ばし法で製作しているとのことです。朝も1時半から作業しているそうで、そうめんを作るのは大変だと思います。
そうめんを食べた感じでは、そんなに特徴は無かったと思います。細口・中細・中太・太口と4種類ありますが、中太が新鮮な感じがして美味しかったので、太口も良いと思います。。細口はインパクトが薄いので工夫をして使うべきではないかと思いました。
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