2015年7月

大門そうめん

富山砺波地区の名産、大門そうめん。北陸の鶴来や氷見のスーパーにも置いているくらい地元ではメジャーな商品。現在失われている能登の輪島そうめんから伝わったとされています。


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他のそうめんはある程度の長さに切るのですが、大門は曲げた状態で売っています。本来は割ってから茹でるのですが、そのままの長さのそうめんを食べるのも楽しみ方の一つです。 茹で時間記録消失。乾麺の状態ではそんなに太く見えなかったのですが、茹でてるうちに太くなりました。この太さゆえかモッチモッチの食感が楽しめました。


富山県砺波市では、となみ野と言われる田園地帯と共に大門そうめんが名産としてアピールされております。冬の寒い期間に庄川の伏流水で練った生地を伸ばし、半乾燥の状態で丸く形を整えます。丸いまま包装し10日間という長い時間を掛けて乾燥させます。
この製法による特徴が味にどう出ていたのか判断できかねますが、モチモチの食感につながっているのかもしれません。
スーパーでの購入品で値段はまちまち。袋の左端に生産者の名前が書かれていて、5人ほどの生産者のものが販売されていました。せっかくなので複数人の生産者のそうめんを買ってみたのですが違いはよく分かりませんでした。大門地区で生産されているようなのですが、直接販売してくれるかも分かりません。

写真は道の駅で食べたそうめん定食ですが、茹で置きだったようでフニャフニャでした。いくらなんでもだしていいものと悪いものがあると思いました。駅前の居酒屋で食べた大門そうめんはきちんと茹でてあって美味しかったので、道の駅だけ避ければ大丈夫かと思われます。あと、富山の白エビが激うま、近鉄百貨店でやってた北陸物産展の白エビなんかよりももっときめ細やかでした。富山に行ったらそうめんより白エビを食べるべし。


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