2017年6月

高田商店

揖保手延べ素麺組合で聞いたお店。駅前の郵便局から南へ信号1つ進んだところにあります。駅に近くて徒歩者にはとても便利。


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「揖保乃糸 特級」

揖保乃糸定番の特級品。今回のは新物になります。梅雨を過ぎれば味が良くなってくるとのこと。 綺麗に揃った断面図。揖保乃糸は細いイメージがありましたが、意外と太く見える。 1分30秒茹で。少し柔らかめですが、ツルツルと喉ごしがとても良い。もう少しコシが欲しいかも。


「無双」

オーストラリアの小麦を主に使っている「無双」という商品。しっかりしたコシの素麺が好みならばこれにしろ、と言われたもの。プルンとした食感が売りらしい。青色のパッケージや帯がそうめんらしくて好きです。 こちらも綺麗に揃っております。特級そうめんとは違い丸の形に近くなっております。オーストラリア産の小麦粉だからなのか、作る人の腕なのか、どっちだろう? 写真は2分茹で。商店で言われたようにプルンとした食感を期待していたのですが、モチャっとした食感でした。しかし、甘味がすごく強いそうめんで新鮮だった。1分30秒でも甘味は強かったが硬すぎました。2分が正解です。


「播州小麦」

播州小麦の「ふくほのか」と「ゆめちから」をブレンドした粉を使った揖保乃糸。こういう地物小麦を使ってくれた方が個性が出て面白いと思います。他のそうめん屋もやって欲しい。 これが一番バラつきがあります。国内産はグルテン量が少ないらしいので、伸ばすのが難しいのかもしれません。こういう違いが目で見て分かるのもいいと思います。 写真は1分30秒茹で。少し弾力があるのですが、フワッとした食感でさらに甘味が強い。これはとてもウマい。2分茹でても甘味が強かったのですが、少し柔らかくなりすぎます。


駅近くにあるので徒歩でも数キロ買っても大丈夫です。高田商店で直接生産をしているわけではないようですが、そのおかげで商品の種類がたくさんあります。パンフレットにあるだけでも8種類。小麦粉によって分けているのも面白く思います。特に播州小麦の甘さは一度味わってみた方がよいと思いました。
頑張って飾り付けてみた写真。


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