2018年5月

安田製麺所

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「おもいがわ」

乾麺のそうめん「おもいがわ」。小山市を流れる川で市民に親しまれているようです。その川のように親しまれたいという事ですね。 この断面は白石温麺と似ております。東日本だと手延べはあまり作られていないのでしょう。 3分茹で。コシはないものの小麦の香りが強い。食感がヌルッとしているのが特徴的。だけどもう少しコシが欲しいかも。


「細めん」

細うどん。色も匂いもそうめんとほぼ同じ。太くなったぶんどう変わるかというだけのものです。 この断面図は結城うどんや米沢で買った乾麺とそっくりです。これは同じような機械を使っていると思われる。 8分茹で。コシが少ないのはそうめんと同じですが小麦の香りが弱くなってるのが不思議。やさしい麺ではあるが少々物足りない。


「太めん」

太うどん。これも上のをさらに太くしただけのものです。 断面図も上のものをさらに太くしただけに見えますが、ぺたっとしたような扁平な形になっており、ちょっとだけきしめんっぽくなっています。 12分茹で。太くなったもののコシは少なく香りも少ないのですが、ツルツル感が増していて一番食感が良かったと思う。これなら満足。


小山市では小山産の小麦を使った小山うどんをアピールしており、それを取り扱っているお店をマップで紹介していました。その中でこちらのお店が一番気になったので晩御飯に訪ねてみました。小山駅からは近いのですが分かりづらい場所にありました。
キノコうどんとザル蕎麦を注文したのですが、山菜天婦羅の盛り合わせにおにぎり、小鉢にコーヒーまでつけていただけるサービスっぷり。店主の女性の方がうどんも蕎麦も米も山菜(コシアブラ)もすべて小山産のを使っていると言っていました。地粉うどんは群馬や山梨が本場とも教えてくれて次回への目標もできました。
写真の料理が食べたものですが、乾麺とは違うタイプのうどんで、小麦の香りがしっかりしていてコシは弱め、食感が少し変わっていたけどおいしかったです。蕎麦は常陸と似ていて、香りが少なく少しもちっとした食感でした。
店の雰囲気やサービスっぷりを感じるのがいいと思うので、小山に行くことがあれば是非こちらで食べてみてください。


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