2020年

台湾で食べた麺

2019年末から2020年始めに旅行した台湾。その台湾で購入した麺を紹介していきましょう。
日本のそうめんとは違い、麺の細さや形状、粉の種類で名前が変わり、字を見てもよく分かりませんが、実際に出て来ると「ああ、これのことか」となるのです。
私が感じた違いの例えを下に画像で出していきます。

※画像クリックで大きくなります
まずはこちらを見て頂こう。これは台東は池上の食堂で食べた麺。これを「陽春麺」という。
一般的な小麦麺で、やや平べったいがもっちりとした食感がうまかった。
そして同じ店にてカシ女が食べた麺。店の兄ちゃんに確認したところ「切仔米粉」という名前。
名前の通り米粉のビーフンだが、汁麺のせいかふにゃふにゃな食感だった。
棚に置かれていた麺類。今回注文したのは左上の「陽春麺」と、左下の「切仔米粉」だ。上段一番右は「米苔目」で、真ん中は「饂飩麺」だろうか?下の段の右が「切仔麺」だと思う。
さて、メニューを見てみよう。「米苔目」と「米果」仔條はまったくイメージがつかない。切仔というのは細いというイメージの名前だと思うのだが・・・。

続いては台東バス駅周辺での食事。やや太めの平べったいタイプの麺で先ほどの陽春麺と似ているが、これは「意麺」らしい。普通の麺だが、酢やら豆板醤を入れて味をつけると麺の個性の無さがかえっていいのだ。
そして先ほどの店の上段右端にあった麺と同じ物。これが「米苔目」という名前で、米粉で作られたうどんである。弾力があるようでプチプチと切れる食感が変わっていて少し面白かった。
この店も棚に置いてあったので饂飩を聞いてみたら、本当に饂飩っぽい麺が置いてあった。陽春麺や油麺も気になるし、今思うと全て食べるべきであったと後悔しているが、一杯の量でかなり満足してしまう。

次も台東バス駅周辺。「鍋焼き意麺」が食べたくて入店したのだが、上の意麺とは違い揚げ麺だった。麺の食感がプヨプヨして面白く、海鮮スープのうま味を吸っていて良かったと思う。
もう1つは「鍋焼き烏龍麺」。名前が奇抜だが、日本人にもおなじみの饂飩だった。やや柔めの麺だがエビやイカなどのダシがウマイ!やはりうどんには海鮮ダシがあうのだ。
メニューはご覧の通り。飯や粥を主にしているお店で「鍋焼き」とは海鮮の意味だと思われる。烏龍麺は、ウドン麺〜ウードン麺〜烏龍麺というシャレのような気がする・・・。

都会の高雄で食べた麺。ビーフンなので米粉かと思っていたが「冬粉」という麺だった。少し記憶があやふやだが、鮮肉貢丸冬粉のはず。ビーフンと少し違い、スルスルと滑りのいい麺だった。
こちらは鮮肉貢丸米粉。米粉だけどそのまま素麺だった。焼きそうめんといった食べ方で、しっかりと油を絡ませて食べる。冬粉と違い滑りが悪いので違った食感になってくる。
メニューを見てみると「麺」「冬粉」「米粉」の3つがある。麺というのが一般的な小麦麺なのだろう。納得いかないのが「米粉」と書いてありながら小麦粉の麺だったこと。

最後はスーパーで見た麺たちをご紹介。この写真は普通の麺で太さが違うもの。関廟麺というのはメーカーの名前だろう。
意麺とビーフン。意麺の揚げ麺しか映ってないが普通麺もある。ビーフンの「粉糸糸」はよくわからない。
こちらはビーフンコーナー。冬粉だけでなく、「粉糸糸」に「炊粉」もある。使ってる素材が違うのかな?

以上が台湾で実際に見て来た麺であります。塩味が日本より薄いのですが、脂分が多い。調味料もクセの強い酢や豆板醤など中華らしいものが多く、日本とは味わい方が違うと感じました。
腹いっぱい食う為のものなので日本のラーメンに近いはずなんですが、それとはまたまったく別物だといえるでしょう。


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